このヒップスターという言葉、いろんなところでよく聞く。生息地はニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコなど大都市で、ここトロントでもかなりの数が確認できる。ヒップスターマーケティングとかいう言葉もあるようだ。こないだ町を歩いていたら、ヒップスター狙いのデザインの歯医者さんまであった。
もう一つ、日本にいたころは感じなかった北米のフードトレンドの一つがアーティザン(artisan)と呼ばれる小さなスケールのフードベンチャーがかなり増えている、ということだ。で、起業ネタとしても食べ物が結構熱い。フードではないけど、コーヒーで$25 million のファンドレイズに成功した The Blue Bottle Coffeeなどは知っている人も多いと思う。ちなみに彼らは日本への進出が決まっている。
フードスタートアップが一番熱いのはおそらくブルックリンだろう。クラウドファンディングも含めて、フードスタートアップ向けのファンディングプログラム、スタートアップ用のキッチンのレンタルサービス(北米は日本よりはるかにレストランの衛生に関するチェックが厳しい)、インキュベーションサービス、フードスタートアップが集まる屋外のマーケットなどが多く開催されている。
で、このアーティザンのスモールスケールのフードスタートアップが大流行りしているのとヒップスターはかなり関係がある。
かなり主観によってるので、正しくないかもだけれど、回りで話してるのを聞いてるとこんな感じではないかなー、と思うところを書いてみよう。
まず、ネットにある英語の定義をみてみる。
http://www.urbandictionary.com/define.php?term=hipster
Hipsters are a subculture of men and women typically in their 20's and 30's that value independent thinking, counter-culture, progressive politics, an appreciation of art and indie-rock, creativity, intelligence, and witty banter. (ヒップスターは典型的には20代から30代のサブカルチャーで、彼らは独立的な思考や、カウンターカルチャー、政治的には進歩的でアートやインディーロック、クリエイティビティ、知性,ウィットのある会話を好む。)