http://www.businessinsider.com/how-to-use-google-okr-employee-grading-system-2014-2#
記事によると、GoogleはIntelで使われているObjectives and Key Results(OKR)という制度をかなり初期の頃から活用しているという。
内容はいわゆる「目標管理制度」で、一口に目標管理制度と言っても会社によっていろいろな運用方法があるのでGoogleの例として取り上げてみたい。
孫武の「武力行使は最後の手段である」という主張は、当時の中華の地に広まっていた儒教やそれに大きく影響を受けていた政治文化の裏返しともいえるであろう。フェァバンク教授の説によれば、孫武もまた初期の儒教の影響を受けており、社会的な風潮における精神性の優位という価値観を共有していたであろうとしている。この考え方(ある種のドクトリン)は、戦国時代を通じて世に出た諸子百家の思想と同様に、中国後代において出現する中国の王朝それぞれに引き継がれ浸透していくことになった。肉体を使う戦いについての栄光を認めることなく、儒家の考え方としては君子たるものは、自己の人格を形成するために古典教養に励み、ついには物理的な力によらずして目的を達成するものであるとする。この考え方が、皇帝の人としてのあり方を定め、この考えに則ることが皇帝の理想型であると位置づけ、古典においてもその旨が散見される。(P81)
しかしながら、これは、西洋にくらべて中国史において武力戦が少なかったということではなく、中国における戦争の論理が、西洋と大きく異なるということでもない。中国では、実際のところ、理想と現実、理論と実際の間に大きなギャップが存在していたにすぎないのである。(P82)
残念なことに孫武(リデル・ハートも含め)は、最高と思われる間接アプローチをどのように見極めて実践するかについては具体的な説明をしていない。間接アプローチはいったん敵に見透かされてしまうと、逆に直接アプローチの脅威に曝されてしまう。つまり成功したものすべてが間接アプローチに分類されてしまうことになるのである。これは老練なビジネスマンが息子に対して次のようなアドバイスをするようなものである。「よいか息子よ、お前に成功の秘訣を教えてあげよう。安く仕入れて、高く売るのだ。そうすれば成功をおさめることができる」。しかし、このようなある種の自明の理が有する問題点は、抽象的すぎて実際の道具として用立てることができないところにある。(P87)ここで言っている間接アプローチとは欺瞞も含む実際の戦闘以外の方法論のことを指すようだが、最後のパラグラフはリーダーシップ論で言われていることと似ている。例えば、後付でいろんなことが言えるけれど、成果に対する貢献度の高さをリーダーシップにおくことはなんとなくそれっぽいが、本当はどうかわからない。後付で成功したものの要因すべてをリーダーシップに起因させることも可能だ。